長年連れ添った愛犬、愛猫が腎不全で体調をくずしてしまうのは、飼い主にとって本当につらいことです。腎不全は、症状が重くならないと、あまり気が付きにくいといわれています。 また発病後はなかなか完治しにくい病気ですので、普段から詳しい知識を身に付けておき、ペットの健康に十分配慮するように心がけましょう! |
腎臓は、左右それぞれ約100万個のネフロンによって構成され、この組織が尿の生成、細胞外液中の水や電解質等の濃度を調節する働きを持つ(体液量・浸透圧・pHを一定に保つ)が、この糸球体組織の機能が50%以下まで低下した状態を腎不全と呼び、10%未満まで進行すると透析治療が必要な「末期腎不全」の状態となる。 |